【P2P(ピアツーピア)ってなに?】 |
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P2Pはpeer
to peerの省略形です。ピアツーピア(Peer to Peer)の「peer」は英語で「同僚、同等の者」を意味します。「peer
to peer」とした場合、端末間やユーザ間といった個、個人の間で“対等”な通信を行う技術を意味します。HPを閲覧するインターネットは「サーバ・クライアント方式」と呼ばれており、サーバが管理者(ブローカ)になので「主」となり、それを利用するクライアントは「従」となります。「ピアツーピア」は、その主従関係と対比して用いられることの多い言葉です。
なお、P2Pという言葉は、端末のコンピュータなど「個」よりも「個人」に重点を置いた表現としてperson to personを指すこともあります(意味はpeer
to peerと同じ)。 |
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【SIONetってなに?】 |
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日本電信電話株式会社(NTT)が開発した、サーバを経由しない新しい通信方法であるピアツーピア(P2P/Peer
to Peer、欄外参照)の新技術です。NTTの「未来ねっと研究所」において開発されました。P2Pは、21世紀のインターネットにおける新しい利用法として注目を集めています。
P2Pと言えば、これまでにもネプスター(Napster)やグヌーテラ(Gnutella)、ウィンMX(WinMX)などのいわゆる「ファイル交換ソフト」として再三メディアに登場してきました。しかし、これらの利用方法は、そのどれもが「データ交換」だけを目的としたP2Pの一利用例に過ぎません。
SIONetでは、様々なアプリケーションを組み込むことで、ファイル交換に留まらず、様々なコミュニケーションの形を創造できるのが特徴です。 |
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